Luppet+LeapMotion+VRoidで作るハンドトラックDJ VTuberやってみました

LeapmotionとウェブカメラでVTuberになれるシステム「Luppet」を使用してDJ VTuberやってみました。

VRDJ with Luppet + LeapMotion + iVCam + VRoid – YouTube

VRとDJの組み合わせは、VR内でのDJクラブイベント実施をはじめとして様々な表現形態があります。

いまや毎週のように開催されているVRChat内クラブイベントやTheWaveVRのようなVR空間内クラブイベント、VRのモーションキャプチャを使用したアバター操演による映像コンテンツとしてのDJ Vtuberや、VRの映像を通した現実のクラブ出演まで、自宅やスタジオに居ながらにしてバーチャルの「現場」で遊んだりプレイしたりする生活が、だんだんとあたりまえになってきているように思います（自分の中では）

これまでのSHARPNELSOUNDが取り組んできたVRDJでは、モーションの入力に一つの超えられない壁がありました。

それは、「指」の動きです。

これまでのシステムでは、HTC ViveやOculusRiftといったパーソナルVRシステムを活用しています。これらのシステムでは、体の大きな動きについてはVR内に反映することができましたが、指の細かな表情を再現するには壁がありました。さらに、コントローラを持ったままミックスワークを行う必要があり、状況に応じてコントローラを離したりはするものの、どうしても細かなミックスへの影響は避けられないのが常でした。

HTC Vive社から次期Viveコントローラと目されるKnucklesの発表以来、フィンガ^ートラックについてはKnuckles待ちなムードの中登場したのが、Negipoyoc(ねぎぽよし)さんの開発されているLuppetです。

Luppet – Home

Luppetは、ハンドモーションセンサーLeapMotionとウェブカメラの組み合わせというシンプルな構成で、VRシステムのHMDかぶったり、コントローラを持たなくてもアバターの操演が可能になるという画期的なシステムです。

Luppetの登場により脚光を浴びたLeapMotionなのですが、実はこのデバイス、OculusRiftDK2が到来した際にもハンドトラック入力装置として利用されていた製品で、2014年当時DK2ユーザ誰もがHDMの前面に張り付けて使用していました。ということで、机の上で数年間放置されていたLeapMotionに、Luppetのおかげで再び日の目があたったのでした。ごめんねLeapMotion。寂しかったね。

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現在人気集中で在庫切れのLeapMotionですが、偽造品やノーサポートで問題が出ているようなので正規通販の利用をお勧めします。

現在Pixiv Fanboxの支援者向けに体験版と個人向けライセンスが販売中という事で、さっそく試させていただきました。

Luppet + LeapMotion + iVCam ( iPhoneのWifi WEBカメラドライバ）でLuppet VRDJできました😍😍😍
アバターはLuppetデフォルトの千駄ヶ谷渋ちゃん。
手の表現ここまで取れると細かいフェーダーワークとかEQを魅せるプレイもできますね！ #VRoid #Luppet #VRDJ pic.twitter.com/Qmbhny8gbu

— DJ SHARPNEL🌀VRDJ (@sharpnelsound) 2019年2月9日

↑体験版での動作確認のもよう。渋ちゃん。かわいい。。。

Luppetでは首元にLeapを取り付けることが推奨されているのですが、LeapMotionを取り付けるマウンタがなかったので以前3Dプリンタでぷりぷり出力したものを使用。

寝てる間にモノが届く（できてる）ので3Dプリンタは精神的。

これを、その辺にあった100均のネックウォーマーを加工してマウントを設置したのが先ほどの動画です。体験版ですしね。

その後、Luppetの正式ライセンスが到着して撮影したのがこちらの動画になります。

 

かわいかろ？

制服でFuturebass最高じゃないですか？可愛いは正義というか、暴力。
Luppetは複数ウィンドウが開けるので、右上には情報からの視点を入れて実際に使用しているコントローラの画像と合成しています。Dommuneみたい！

赤外線センサーとの干渉（Oculus、Viveとの併用が困難）や、トラッキング範囲などが解決してくると、個人勢DJ VTuberの演出装置としては鉄板になって来るのではないでしょうか。新たなシステムの登場で、表現の幅が広がるは素晴らしいですね。

高価なVRシステムがなくてもできるという点も、VTuberの広がりを加速するものだと思います。

LuppetとLeapMotionで指の動きが可愛くなった話でした。

 

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— DJ SHARPNEL🌀VRDJ (@sharpnelsound) 2019年2月24日